筆記試験では合格率が低い第三種電気主任技術者(電験三種)ですが、「出身校」「単位取得科目」「実務経験」で条件を満たすと、認定による資格取得が可能です。
僕も2回筆記試験に落ちたけど、その後認定制度を知って資格取得できたよ!
該当する場合は、資料の準備と面接を突破することで取得できます。
認定制度は次のメリットがあります。
・受験機会
筆記試験:半年に一度
認定制度:随時受付
・時間
筆記試験:一般に1000時間以上(1日3時間でも約1年必要)
認定制度:資料の準備から合格まで3ヶ月(実体験)
・主な費用(令和4年度時点)
筆記試験:インターネット申し込みで7,700円(科目取得の猶予期間を考慮すると38,500円)、交付手数料2,350円
認定制度:交付手数料6,600円
この記事では、メリットが多々ある認定制度について、次の内容をまとめています。
・電験三種認定制度の全体の流れ
・合格に近づく面接対策
・実際の合格体験記
電験三種の取得を考えている方は、1科目でも認定制度の資格があるかだけでも調べておくことをオススメしますので、是非参考にしてください。
認定制度の全体の流れ
認定制度を活用できる方は、次の条件を全て満たす必要があります。
- 出身校:認定校一覧に記載されている学校
- 単位取得:「理論」「電力」「機械」「法規」で必要な授業の単位を取得しているか(1科目でも達成していたら活用可能)
- 実務経験:電圧500ボルト以上の電気工作物の工事、維持又は運用に関する業務を1~3年
まずは次で条件を満たすかを調べてみて、該当する方は全体のフローを見ることをオススメします。
合格に近づく面接対策
認定制度を活用する場合、最も難関になるのは「面接」です。
面接では実務経歴証明書に基づいて質問されますので、事前に対策しておく必要があります。
私の経験上、必要と思うのは、次のとおりです。
- 実務経歴証明書の内容を理解する
- 聞かれそうな質問を想定する
- 質問に対して適切に回答する
具体的な対策方法は次をご覧ください。
私の合格体験記
私は認定制度を活用して、合格しましたが、私が活用したときは、あまり情報がなく、特に面接では未知の世界でした...
なので、面接までの準備から、合格するまでの実体験を紹介します。
ただ、面接担当者によって違うようなので、一参考として見ていただければと思います。
まとめ
電験三種の認定制度について、次の内容を紹介しました。
・電験三種認定制度の全体の流れ
・認定制度で難関を言われる面接対策
・私の合格体験記
認定制度は「受験機会」「時間」「費用」で筆記試験よりもメリットが多々あります。
特に活用できる方は実務経験を積まれた社会人の方に該当すると思いますので、条件に当てはまる方は、是非参考にして認定制度を活用していただければと思います。
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