【合格できる!】電験三種認定制度の面接対策

電験三種

第三種電気主任技術者(電験三種)の筆記試験の合格率は低く、合格できない方が多いのではないでしょうか?

条件はありますが、認定制度による取得も可能で、筆記試験を受験するよりも時間、費用が少なく済むことが可能です。

認定制度の関門は面接なので、その対策方法について紹介します。

対策としては、シンプルですが、次の3点は必ず押さえる必要があります。

  • 実務経験経歴書に記載した内容を理解する
  • 聞かれそうな質問を想定しておく
  • 質問に対して適切に回答する
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基本の内容だけど、僕はこの3つをしっかり意識して、認定されたよ!

では、具体的な対応方法やコツについて次で説明します。

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面接を行う目的

面接をする目的としては、電気主任技術者にふさわしい人材であるかに尽きます。

認定制度の面接は実務経験をもとに質問されるため、受験者が着実に経験やスキルを積んでいることで、合格することができます。

ただし、最短だと大卒で1年の経験で認定制度を活用できるため、浅い経験でも受けることができてしまうため、自信を持って説明できるかは人によります。

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僕も経験が浅すぎたのと、認定制度を活用したときは、現場から離れてから時間が経っていたから、正直自信がなかったよ…

そのため、自信がない場合は、面接の前にしっかりと事前対策をするべきです。

事前対策

実務経験経歴書に記載する内容を理解する

面接では、実務経験経歴書に沿って質問され、大きく次の3つに分かれます。

・組織に関する質問(自分がどの立場で業務に取り組んだか)
・自分が取り組んだ業務に関する質問(どのような経験を積んだか)
・取り扱った設備に関する質問(技術的な理解があるか)

認定制度は、筆記試験で合格できるスキルがあると見なされます。

そのため、技術的な内容や法令に関する内容もそれなりの理解が必要です。

ただ、筆記試験と違い、自分の経験に基づく内容なので、要点を押さえ、理解ができていないようであれば、深く掘り下げて理解につなげるように対策するだけなので、短い時間で取得できることが大きなメリットです。

聞かれそうな質問を想定しておく

実務経験経歴書の理解を深めたら、次はどのような内容を質問されるかをイメージします。

一番は経験者に聞くことです、が周りにいない方もいると思います。

なので、私が事前に対策した想定問答は、主に次のとおりです。

・受変電設備のシーケンスはどうなっているか
・単線結線図を見てどこに何があり、各装置がどういう動作をするのか
・保安規程の記載内容からどんな維持管理方法をしているのか

あとは、実務経験経歴書の中に、質問を誘導するような文章の書き方(あえて詳細を書かない)も適切に対応するコツになります。

面接は、何度もトライできるので、あまり気負いはせず、気になるところを潰す程度で挑むぐらいがちょうどいいと思います。

当日の心構え

面接では、相手の質問に対して、適切に回答することが重要です。

聞かれている以上に話してしまうと、更に深く聞かれる可能性があるので、必要最低限に留めておきます。

あとは、事前対策である程度準備ができていれば、自信も伴ってくると思います。

自信を持って、ハキハキと適切に答え、面接前に提出資料もすぐに出せるように、準備する方が良いでしょう。

就職面接のように、印象は非常に重要ですので、面接担当者と対面したときから始まっているという意識を持つようにしてみてください。

まとめ

この記事では、電気主任技術者認定の面接対策として、次を紹介しました。

・面接の目的
・面接までの事前対策
・面接当日の心構え

この対策をしておけば、難なく進むのではないでしょうか。

実際、私は対策を施して、1回目は面接+追加資料の提出要望、2回目は追加資料の提出で合格することができました。

面接担当者のスケジュールの都合もありましたが、1回目の面接から、約2ヶ月弱で手元に免状が届き、筆記試験よりも短時間で取得することができました。

その前までは、筆記試験で2年連続不合格だったので、何やってたんだろうと今でも思ってしまいます(笑)

なので、認定制度を活用できる資格のある方は、是非こちらで受験することをオススメします。

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